皆さん、こんにちは。
株式会社カイテクノロジー 21卒新入社員です。
私が就職活動を始めてからちょうど1年が経ちました。
学生時代、時間の経過を早く感じる時がありましたが、社会人になってからの時間の経過は、さらに
早く感じています。もう後輩が入社してくると考えるとゾッとしますね。
さて、私のブログでは、社会人1年目に自分が悩んだことについてお伝えしたいと思います。
今後、入社される方々が同じ悩みに直面した時の解決策となれば幸いです。
私の悩みは「モチベーションを高く維持し続けるにはどうすればよいのか」ということでした。
配属時、1日でも早く戦力とみなされるよう、仕事を覚えることにのみ神経を注いでいました。
しかし、2か月も毎日同じような作業をしていたため、ある程度仕事を理解してきたあたりで、仕事へのモチベーションが少し低下してしまいました。
初めは特に気にしてはいなかったのですが、モチベーション低下により、徐々に下記のような影響が出始めました。
・集中力の低下によりミスを頻発
・半ば脳死状態で作業に取り組み、いつの間にか何をやっていたのかわからなくなった
私は研修時に「常に考えながら物事に取り組むことが大事だ」とマネージャから教わりました。
しかし、モチベーション低下による影響からその教え通りに実行することが難しくなり、どうにかして改善しなければいけないと思ったので、モチベーションについて調べることにしました。
調べていくと、モチベーションには2種類存在することがわかりました。内発的モチベーションと
外発的モチベーションです。
内発的モチベーションとは、興味や関心、上昇志向など本人の内面から生まれるモチベーションのことです。モチベーションの原動力が自分の中に存在しているため、低下しにくく持続性があり、長期間維持できます。
外発的モチベーションとは、評価や報酬、賞罰、強制など、外部から人為的に与えられるモチベーションのことです。モチベーションの原動力が自分の外に存在しているため、大きな効果はありますが、短期間に限られます。
モチベーションを高く維持するために、私が実際に試した方法は内発的モチベーションとなる目標を設定し、ある工夫をしながら目標達成へ繋げるという方法でした。
まず、内発的(長期的)モチベーションを維持しやすい目標を考えました。
ここを決めるのが一番難しいポイントでした。将来像を明確に描けなかったり、ロールモデルが見出せなかったり、身近な先輩や上司の働き方と自らの将来像がかけ離れていることに大きな不安が募ったりするなど、目標を定めるには困難が伴いました。
そこで、難しく考えるのではなく、もっとわかりやすく簡単な目標でいいのではないかと思い、仕事とは一見関係ない目標を定めました。
それは「猫と暮らす」というものでした。
なぜ、「猫と暮らす」という目標にしたかというと、プライベートの充実度を向上させたいと思ったからです。
「ペットがいると癒される」ということを耳にしたことはありませんか?
この言葉には科学的根拠があるそうです。
例えば、人と犬の場合、お互いが視線を合わせて交流を深め、触れ合うことでオキシトシンというホルモンが双方とも増加することがわかっているとのことです。
オキシトシンは「幸せホルモン」と呼ばれていて、母と子の絆だけでなく、人間とペットとの絆を深めるのにも重要な働きをしているのだと、とある記事に解説してありました。
こんな記事を発見したので「猫と暮らす」という目標を設定したのです。
「なぜ、オキシトシンというホルモンを分泌させるのに、人間ではなく猫をパートナーにしたいのか?」と疑問を持ちますよね。
私にとって、恋人を作るという道が断崖絶壁で、ペットを飼うという道がエスカレーターに見えたのです!
ここで、私が「猫と暮らす」という目標を定めた後の思考の流れをご紹介しましょう。
まず、どうすればその目標を達成することができるか達成条件を細分化してみました。
私の場合、「猫と暮らす」という目標を細分化すると、
1.ペット可のところに引っ越す
2.給料を上げる
単純化すると、たった二つのことを成し遂げれば良いことになりました。
さらに細分化していくと、
「ペット可のところに引っ越す」⇒「引っ越すお金がいる」⇒「引っ越し代をためなければいけない」⇒「月いくら貯金すれば最短でたまるのか」・・・
「給料を上げる」⇒「どうすれば給料は上がるのか」⇒「会社の利益に貢献する」⇒「貢献するには何をすればよいか」・・・
というようにできる限り掘り下げていき、まずどこから取り組んでいけばよいのかを明確にしていきました。
すると、細分化と掘り下げによりやるべきことが明確化され、思ったより早く目標が達成できるような気がしてきました。
私が考えた方法は、細分化して掘り下げられた目標を一つ一つ短期間に達成することで、モチベーションが低下するタイミングを与えぬまま、最終的な目標達成へ繋げるという方法だったと言えます。
まだそのやり方を実践している最中ですが、日々高いモチベーションを維持し続けることができています。
簡単に取り組める部分が明確にわかるようになり、短期間で結果を実感できる為達成感が持続し、ゴールへ向かっているのだという感覚も継続的に味わえて自己満足に浸っています。
ただ、長期的な目標は一つだけだと、それを達成してしまった直後に次の目標がなくなり、モチベーションの低下に陥る可能性があるので、複数用意しておくのが良いと思います。
目標を複数用意しておくことで、一つの目標を達成しても、次の目標を探す時間を設けることなく、あらかじめ用意していた次の目標にチャレンジすれば良いのです。
「猫と暮らす」という目標の次の目標は…、また考え中です!
いかがでしたでしょうか?
まだまだ、恋人を作ることを目標とするのではなく、ペットを飼うことを目標にするのは逃げだとおっしゃる声が聞こえてきますが、私はそうとは思いません!
ただ、現実主義者であるだけです(笑)。より早く達成できる目標を設定しているのです!
同級生が次々に結婚していく中、私は家に帰宅すると誰もいません。
唯一、家で声をかけてくれるのは給湯器の「お風呂が沸きました」という言葉だけなのです。
家に帰ると「おかえり」と言ってくれる人がいることは羨ましいと思いますが、私には「ニャー(おかえり)」の言葉で十分なのです。
プライベートを充実させるため、負の感情をエネルギーに変えて、日々頑張ります。
頑張れ、オレ!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上、3月担当のひねくれた21卒新入社員からでした。